インプラントとは?
インプラント治療とは、歯が抜けた部分に「インプラント(フィクスチャー)」と呼ばれる人工歯根を埋め込んで、その上から人工歯冠を装着することで歯の機能を回復させる歯科治療です。
インプラントの歴史はとても古く、治療の起源は紀元前と言われています。1931年に中南米のボンジュラスで紀元600年のインプラントされた下あごの骨がみつかっています。
この顎の骨には貝殻で作られた歯が埋め込まれていました。
現在は、ほぼ100%に近い純チタンでできた人工歯根を歯のなくなった部分の骨に埋め込み、その上に歯を作りますので、もう一度ご自分の歯が蘇るようなものです。
また、失った部分のみを治療する方法ですので他の歯に負担や悪い影響をかけることもありません。
人間は、虫歯や歯周病・事故などで永久歯を失うと、二度と永久歯は生えかわってきません。歯を失うことで、歯並びが悪くなったり、正しく発音できないなどの体の問題ばかりでなく、食事を楽しめない、人前で自然な笑顔が作れない、年老いて見えるなど心の問題と深く関っています。
インプラント治療なら、そんなお悩みを解決でき、天然歯とほとんど変わらない感覚で、物を噛んだり、会話を楽しむことができます。
見た目的にも機能的にも失った歯を取り戻すことのできる画期的な治療です。
従来の治療方法との比較
入れ歯
歯を失った部分の型を取り、人工の歯をピンクの床の上にくっ付け、それ自体をバネで自分の歯に引っ掛ける方法。
ブリッジ
失った歯の両側の歯を削り、冠を橋渡しすることによって失った歯を補う方法。
インプラント
歯を失った部分の型を取り、人工の歯をピンクの床の上にくっ付け、それ自体をバネで自分の歯に引っ掛ける方法。
当院では従来のチタンインプラントではなくHAインプラントを使用しております。
HA(ハイドロキシアパタイト)インプラント
HA IMPLANT
結晶率97%を誇るHA(ハイドロキシアパタイト)がフィクスチャー全面にコーティングされたスプラインHAインプラントは、骨とインプラントの界面に骨形成のマトリックスとなるカルシウムブリッジを形成し、 高い骨伝導能を発揮して強固に骨と結合するとともにインプラント周囲骨を保存します。
インプラントにコーティングされたHAの命は、その結晶構造にあります。MP-1は、結晶構造を有したHAでのコーティングを実現したzimmer社のコーティング技術です。
HAインプラントとチタンインプラントの違い
チタンインプラント
チタン-骨界面の電顕像。両者はムコ多糖体タンパクを介してわずかなギャップが存在し、ミクロレベルでは完全に接触していない。
HAインプラント
HAと骨の界面にはCaが沈着し、両者は生化学的に直接骨結合する。
これが"Biointeg ration"である。HAコーティングインプラントの意義はまさしくこのBiointegrationによるものと考えられる。
インプラント担当医が手術を行います
インプラント担当医「冨田真一」
平成14年より歯科医師として数々の医院に勤務、現在では「冨田歯科クリニック」を開院されました。
冨田真一医師は、これまで多数の手術症例をお持ちのインプラント担当医です。インプラントに際してはお招きして出張オペを行っており、また必要に応じて術前診断等連携してチーム医療を行っております。
インプラントのよくあるご質問